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13.06.16

206ローランギャロスの魅力

1999年(平成11年)に日本で発売されたプジョー206.
その魅力は、車両本体価格が¥179万円から設定されたということと、今まで「プジョーはよく故障する」と言われていたのに、それほど大きなトラブルが無いということでした。

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当時、お乗換えを検討された方々が「これくらいの価格だったら・・・」と思い切って購入された事でしょう。

しかし、それまで国産車を所有されておられた方々が、メンテナンスや、ディーラーでの車検が予想以上に高くつき、その出費を最小限に抑えるため、最寄りのガソリンスタンドや、民間工場などに駆け込まれました。ひどいケースでは、オイル交換でさえ手薄にされてきました。

その結果、更に206の調子が悪くなり、インターネットの書き込みなどに悪口を掲載されることが増加したことも事実です。

そんな中、2002年(平成14年)に発表されたのが206ローランギャロスでした。
フランスでのオープンテニスの公認を受けた限定車でございます。

 

台数は400台のみ。カラーバリエーションは2色で、タイブレークグリーン(緑)とルナーミスト(薄いゴールド)でした。

2色のカラーの割合はハッキリとしていませんが、だいたい半分ずつでございます。images

 

 

「どちらのカラーが人気ですか?」と時折質問されますが、もちろんタイブレークグリーン(緑)の方が人気があるのではないでしょうか。

その理由はきっと、ルナーミスト(薄いゴールド)は206のシエロやグリフなどにもカラー設定があるからでしょう。

当時、プジョーディーラーのショウルームに向かわれたお客様達は「206ローランギャロス、イイよねぇ~」とつぶやかれたそうです。

しかし、いざ購入となると、206スXTリミテッドなら¥182万円。ローランギャロスなら¥220万円。。。予算に妥協されたお客様も少なくなかったと聞いたことがあります。

ローランギャロスを購入なさったお客様方は、その魅力に釘付けになり、購入を決断された事でしょう。

 

特に206ローランギャロスは、走行中の道中ですれ違うと、一目で「ローランギャロスだぁ~」と分かってしまいます。

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それは、タイブレークグリーン(緑)の206は、ローランギャロス以外に設定が無いからです。

先程の206XTリミテッドのケースですが、お求めやすいものに手を出された方々はメンテナンスのどの出費を惜しむ傾向にあると思われます。(そうでないユーザー様には該当しません)

しかし、本当にお気に召され「大切に乗ろう」とご決断されたローランギャロスには、少々のメンテナンスを手抜きしなかったのではないでしょうか!?

最近では、年数も経ち、走行距離も増えていく一方でしょうけれど、妥当な走行距離のローランギャロスであれば、きっとコンディションが良いと思われます。

ただ、新車のコンディションを100点と仮定いたしますと、中古車が100点ではありませんから、納車前のメンテナンスをシッカリと施すべきでしょう。

特に『タイミングベルト』の交換はなさるべきでございます。メーカーからは、4年もしくは8万KMでの交換と指示されております。例え、6万KMであったとしても、年数は既にオーバーしています。

タイミングベルトを交換する際にはエンジン廻りを分解いたしますので、その他の箇所の不具合を発見する事も可能です。マイティジャパンでは、不具合を発見しているのにもかかわらず、知らぬ顔をして見逃す事はございません。

価格帯もお手頃になって参りましたので、この機会に思い切って所有されてはいかがでしょうか!?

 

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皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

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