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13.03.11

エコカーも良いけど、、、

2008年に燃料の価格が異常に高騰しました。

そして 100 年に 1 度といわれる世界規模の大不況が始まりました。

日本国内ではご主人様のお給料がカット。ボーナスもカット!その結果、所有していた車を売却し、お安い中古の軽自動車に乗換えをされるお客様が一時的に増えました。

だんだんと「不景気」という言葉に慣れてゆき、生活レベルが、その不景気に順応できるようになってきた頃、ほんの一部のお話ですが奇妙な現象が起こりました。

乗り換えたばかりの中古の軽自動車を手放し、2000ccクラスの中古のワゴン車が売れ始めたのです。

直接、何人かのお客様からお話を伺ったところ「軽自動車は維持費も燃費も有難いが、おもしろくない」「もう狭苦しいのはゴメンだ」などのご意見が多数でした。

先日、マイティ君も今人気のハイブリッドカーを運転してみました。

不気味なほどに静かで、とても高級車とは思えない外観からは想像できない、さり気なく豪華な内装!アクセルを踏むと、音量をOFFにした状態でゲームをしているような感覚でした。

その様な貴重な体験をした数日後、マイカーのガソリンを給油するためガソリンスタンドに行きました。結果は、ハイオク満タンで約¥7,000-。

???・・・???・・・???・・・

マイティ君はほとんど休日にしか車に乗りませんので、ガソリンスタンドでの給油は約 6 週間に 1 度。 3 ヶ月に 2 回の計算です。ですので、マイティ君の月々のガソリン代は約¥4,666-ということになります。

せいぜい休日にしか乗車しないマイティ君にとっては、決してビックリするような出費ではありませんし、家族に迷惑をかけるような出費でもなさそうでした。

(頭の中の蛍光灯にスイッチが入れられ、暗い部屋が一気に明るくなったように)

ならば、ならば、「好きな車に乗っていいじゃないか」ってひらめいてしまいました。

車は財産であり、道具でもあります。

車を、お仕事や毎日の通勤に道具としてご利用されるのであれば、エコカーは大変魅力的ですし、環境のためにも喜ばれるでしょう。

さてさて、昔々の話になってしまいますが、マイティ君は学生のころ、毎週発売される中古車雑誌を楽しみにしていました。

その中から「これが欲しい」「これなら、あともう少しで買うことが出来る」「いつかは、これに乗りたいなぁ」と勝手な妄想ばかりでした。

そして、お金がたまると、そのまま車屋さんに行き、品定めと値交渉への戦闘体制がはじまったものでした。

その車を購入してからは納車の日が待ち遠しく、「どのオーディオを付けるか」「どのホイルを装着するか」(当時、ナビなどはありませんでした)などを考えてばかりでした。

そして、納車後に決まってゆくのは、オートバックスなどのカー用品店とファーストフードのドライブスルーです。若い頃は、「時間はあるがお金は無い」というのが方程式で、愛車の燃料メーターが満タンになることはありませんでした。そして、ガソリンスタンドでの合言葉は「レギュラー 2 千円分(^^;」。

その様な感動もつかの間で、1年も経たないうちに次から次へと「あの車にも乗ってみたい」「あの車って、いくらくらいするのかなぁ?」と考え始めるのです。

そして、足が勝手にコンビニへと、、、中古車雑誌を買いに行くのです。

当時、愛車はいつもピカピカで、アルバイトとは、ガソリン代やパーツを購入するためにしていたのかもしれません。でも、周りを見るとその様な仲間が多かった記憶があります。

 社会人になると車の選び方も変わってきました。排気量の大きな車や輸入車にも興味がわき始めたのです。

先日、もっともっと昔の話を聞くことが出来ました。

スバル360や初期型アルト、コロナマークⅡやトヨタ2000GTの時代でしょうか!?その頃の納車は、決まって大安の日で、晩御飯はお赤飯だったそうですよ!

担当の営業マンは納車が終わると自宅に連れ込まれ、酒盛りに強制参加させられた事もしばしばだとか・・・。

思いを起こせば車って今よりも皆様にグゥ~~~んと喜んで頂ける存在だったんですねぇ!!

皆様どうでしょう!?

燃費・維持費ももちろん大切なことですが、ご自身のお小遣いを見つめなおして、今一度、乗りたい車にのってみませんか!?

 マイティ君はいつもお客様に「車は家の次に買い替えの少ないものです。」「後悔の無い車をお選び下さい」とお話しています。

家の中では偉そうなご主人様も、大きな買い物を決断される際に、「嫁さんに相談するわ」なんて言葉を連発していませんか??

奥様とのご結婚をご自身で決断された当時のように、お気に召されたお車はご自身でご決断なさってみてください。

 本来、車って楽しいものですから、是非、この記事を読んでいただけた貴方が、ご友人にこのことをお話していただき、また、そのご友人が、そのまた別のご友人にお話していただければ、我々の青春時代を思い出すような、楽しいカーライフを取り戻すことが出来ると信じております。

  当店マイティジャパンを、気に入っていただき、そして、良いお店とご理解していただき、そして、ご自身で快くご購入をご決断いただきましたお客様。いつもお世話になり誠に有難うございます。今後とも宜しくお願いいたします。  

2009.10.19 Mighty Japan 小谷 学