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13.03.02

上手な商談

「兄ちゃん、、、この車なんぼになんの??」
・・・いきなりこの様なお客様が来られてはスタッフは「安ければいいのかなぁ」と思ってしまいます。

特に当店では本当に気に入って頂いたお客様に乗っていただきたいと説に祈ります。

最近では昔と違い、インターネットや雑誌などの影響で、車を販売することによって、お客様から頂ける手数料は年々少なくなっています。
だからと言って、マイティ君でも、何かを購入する際には値引をしてもらいたいものです。

まず、お客様は本当に欲しい車を絞り込むことから考えましょう!!

 

絞り込む方法として、まず一番に、国産車にするのか・輸入車にするのか、、、ここからでも良いでしょう。

見積

次に、予算を絞り込みます。

本当に分らないお客様は、ここまでで良いと思います。
そして、自動車メーカーの特徴などが分らなければ、専門店にてシッカリと質問をしてください。

その際に、展示車を売ることだけに専念するお店か、お客様を大切にしているお店かどうかを見極めてください。

特に輸入車には専門知識が必要です。人が造った車ですから全くトラブルが無いとは考えられません。そのトラブルが発生した時に、どの様に対応してもらえるかが大切です。

また、どの様なトラブルが考えられるかと言う事を説明してもらいましょう。どの車でも、短所と長所が必ずあります。「この車はつぶれませんよ」と言うお店にも要注意!

お客様が購入しようとする車は、不動産の次に買い替えの少ない大切な財産ですから慎重に!!

次に流れとして考えられるのは「お見積を作りましょうか?」・・・でしょう。

基本的にどちらのお店でも見積は無料です。(確認して下さいね)その際には「すぐに購入は考えていません」・「実は他のメーカーの車と悩んでいます」などとハッキリお伝え下さい。

(1) 見積後に「この車に決めよう」と思えばお値段の交渉を!

(2) 本当に悩んでいるのであれば、お名前と、携帯電話の番号だけをお伝えし、「いくらになるの?」という質問は避けてください。
どうしても気になるのであれば「お値引はありますか?」と質問するだけが望ましいでしょう。
でないと、店員さんを刺激するだけで、携帯電話が鳴りっ放しになってしまいます。

(3) 逆に、本当に購入する気がなくなれば、お名前も電話番号もお伝えする必要はありません。

(1)~(3)を比較して頂くと分りやすいと思いますが、店員さんは接客のプロですからそれだけでお客様がどの様にお考えかが分ります。

(1) の場合のお値段の交渉ですが、どこまで値引をしてもらえるのかはシッカリと話し合い、無茶は避けましょう。
なぜなら、お店側としてもお客様から手数料を頂くことによりお店の経営が成り立っているからです。
「このお客様はお店のことも理解してくれているんだ」と思えれば店員さんは決してお客様を裏切らないでしょうし、今後もお客様のためにメリットを考えてくれるはずです。

(2) の場合でもお名前と電話番号をお伝えしておくのは、本当にその車を購入すると決心した時に、「名前も電話番号も教えてくれなかったお客様」というイメージと「あの時、名前と電話番号を教えてくださった○○様が購入されるんだ」というイメージを比べると一目瞭然。
検討した結果、違う車に決めたのであれば、電話がかかってきても丁重にお断りすればよいのです。

(3) の場合は、ハッキリと「この車は希望と違う車でした」とお伝え下さい。

お店のスタッフはお客様と同じ人間ですから、快い商談を願っています。

これらのポイントを絞って商談されれば、貴方のお気に入りの1台、そして、何年後も愛し続ける事の出来る1台へとナビゲートされると思いますよ^^

 

Mighty Japan 小谷 学