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13.03.01

中古車選びのワンポイントアドバイス

中古車購入をご検討される時、まず皆様は、雑誌・インターネットで欲しい車種をピックアップし、価格・年式・走行距離・装備・事故の有無をチェックされることでしょう。
『ドキッ』っとした車が見つかれば、その車の展示される車屋さんに行き、現車のキレイさ・内装の程度・フィーリングを確認した上で見積書を頂きます。


ほとんどのお客様が心配されることは、『事故車ではないか』・『走行距離に不正が無いか』、、、でしょうね!?
新車ではないので当たり前の心配事だと思います。

ではでは、マイティ選手がもう一歩踏み込んだポイントをアドバイスいたしましょう!

皆様、新車を購入されたご経験はございますか??
新車購入時には必ず、取扱説明書・保証書などがセットで渡されます。

取扱説明書にはユーザー様が所有するお車の使用方法等が記載されており、保証書の冊子には、納車後どの様なメンテナンスをしたかを記入する『記録簿』のページがあります。
大事な大事な新車を購入されたユーザー様が、これらの書類を捨ててしまうと考えられるでしょうか?・・・マイティ選手なら絶対に捨てませんね。

中古車を購入する際にはこれら(取扱説明書・保証書)が揃っているかどうかを確認しましょう!

その中でも、特に『保証書』は重要なポイントです。なぜなら、保証書の中には「スピードメーターの交換」という欄があります。


車というものは人間が造り上げた物ですから時折メーターが故障することもあります。故障すると基本的にユーザー様は購入したディーラーに行きメーターを修理してもらいます。
その際、「スピードメーターの交換」の欄に、何年・何月・何日・何kmの時に交換したかが記入されます。

こんなに重要なことが記入される保証書が無いとは心配になりませんか?

例えば、購入を検討している車のスピードメーターの距離が20,000kmを示しているとしましょう。保証書の「スピードメーターの交換」の欄に【☆年☆月☆日30,000km】と記載があり、車屋さんの申告している走行距離が「50,000km」であれば、全く問題はありません。

ただ、その車に保証書が無く本当は走行距離が50,000kmであるのにもかかわらず、スピードメーターに20,000kmと表示されているからと信じ購入してしまうのはいかかなものでしょう!?

中古車を契約した後には「納車点検整備」が行われます。整備士は車の状態・走行距離を照らし合わせ、メンテナンスをします。

本当は50,000kmなのにもかかわらず、20,000kmの車だと思い込み、整備されてしまうとどの様な症状が起きるかと想像すると、恐ろしいの一言ですよ!!

もっと深く仮定してみましょう!

スピードメーターの示す走行距離は30,000km、保証書の「スピードメーターの交換」の欄には【@年@月@日60,000km】、、、本当の走行距離は、なんと90,000kmです。
90,000kmの車に対し、30,000kmの車と同様のメンテナンスをされてしまうと、いつ故障してもおかしくないですよね!?

本来、どなたも新車が欲しいものです。
新車よりも低価格で購入できる、とっても魅力的な中古車。
折角安く購入しても「安物買いの銭失い」になってはいけませんよ。

Mighty Japan 小谷 学